万宝の星

第17回取手市長賞作品

作品名
:万宝の星(まんぼうのほし)
作者名
:大野 直志(おおの なおし)
制作年
:2008年
技法
:彫金
材質
:銅、銀箔、金箔、アクリル、鉄
規格
:高さ200×幅100×奥行15センチメートル
展示場所
:取手市役所 藤代庁舎2階MAP

平成20年度第57回東京藝術大学美術学部・大学院美術研究科卒業・修了作品展出展作品

【作者コメント】
マンボウは、一度に産む卵の数が3億個にも達する、最も多くの命を産む脊椎動物である。その大きな体を住処とする寄生虫は無数に存在し、一つの生命体でありながらまるで一つの星のように多くの命をはぐくんでいる生き物だ。水族館に足を運べば、そのユーモラスな表情とフォルムと圧倒的な存在感で水槽を見上げる子供たちの心を魅了している。昔の人は大地震が起こると「大きなナマズが地球の下で体を揺らしている」なんて今では馬鹿馬鹿しいような空想話を本気で信じていたように、もし地球が巨大なマンボウだったら?もし悲劇的な天災が世界中で起こっても少し感じ方が変わるだろう。そして日が照った快晴の空や、土砂降りの雨が宝物に感じるかもしれない。そんな僕なりの世界観をメッセージとして子供たちに贈りたく、本作品を制作しました。